Ladies Dormitory
多摩・八王子キャンパス学生用アパートメント
"CATS"

Minami-Hashimto, Sagamihara


防音・防振 混工法トライアル


 

 

・ 工法・構造的特徴

    • ツーバイフォー(耐力壁枠組み工法)であるが、大メーカーの資金ざんまいのように形式認定を(建築確認申請上)とれないので、お おわく在来軸組み(柱と梁)工法と組み合わせた。予算をさして増大させない範囲の独自の防音・防振構造の試行、実験作にさせていただ いた。
       
    • 基礎、逆お碗形の一体土間コンクリート。下には耐震と蓄熱にたっぷり粒度調整砂利を仕込んで効果試行。
       
    • 屋根、小屋裏空間は通風換気・断熱空間。2階各室界壁、独立ロフト3層構造

 

◆各室界壁

・軸組み厚の壁(厚105)

・間柱2x4を倍ピッチ@225 交互に千鳥入れ

・隣室同士の壁下地は接触しない別々の構造

 

 

界壁1


→壁両サイドで下地間柱が別々なので、振動音波は伝わらない

・防音グラスウールは倍量
・下地面材も二倍層(12mm厚不燃ボードx両面各2層)

 

2階床

根太(大断面材 2'X8')
@455

 

・根太ピッチの間に床から離れた別の(大断面材)天井ノブチ受け材を通し

・吊木を設けない、天井下地ノブチ組

・2階の床振動が
天井構造には伝わらず、天井面が独立した防振・防音構造

天井材下地(12mm厚不燃ボードx2層)  


 


工事監理写真ページ作成中

HOME